島のサイズ ― 2012年07月15日
まずは、私の任国であるキリバスの紹介から。
場所は、太平洋の南、ほぼ赤道直下に位置します。フィジーの北あたりと言えば、分かりやすいでしょうか。「?」という方は、ニュージーランドから、ずーっと北に行って赤道にぶつかったあたりと言えば、分かってもらえるでしょうか。
場所は、太平洋の南、ほぼ赤道直下に位置します。フィジーの北あたりと言えば、分かりやすいでしょうか。「?」という方は、ニュージーランドから、ずーっと北に行って赤道にぶつかったあたりと言えば、分かってもらえるでしょうか。

(統計局のHPより)
正式名称は、キリバス共和国(Republic of Kiribati)。文化圏は、ミクロネシアに属します。
私は、首都のタラワ島で活動します。実はこのタラワ島、ビックリ満載の島です。
まずは、最初のビックリから。
正式名称は、キリバス共和国(Republic of Kiribati)。文化圏は、ミクロネシアに属します。
私は、首都のタラワ島で活動します。実はこのタラワ島、ビックリ満載の島です。
まずは、最初のビックリから。


これは、国会議事堂です。海を背にして建っており、とってもおしゃれです。日本で言うならば、お台場に国会議事堂があるといったところでしょうか。ヨットをモチーフにしているので、さながら海に浮かぶヨットのようです。
さて、ここで後ろを振り返ってみると、向こう側に別の海が見えます。

そう、右を向いても海、左を向いても海が見えるんです。それほど島の幅が狭い狭い。その幅、なんと200m。ウサイン・ボルトなら、20秒で島を縦断できます。きっと。もっと細い場所ですと、道一本挟んで両サイドが海です。

一体どんな島の形をしているのかと言いますと、こんな感じです。

ブーメランみたいに細長い島なんです。
標高、最高3m。ゾウの方が背が高いです。
「大きな波が来たらどうなるの?」そう心配に思われる方もいらっしゃるでしょうが、心配ご無用。島の周囲は珊瑚礁で囲まれているため、自然がこの島を守ってくれているのです。
しかし、地球温暖化による海面上昇の被害は確実に受けています。50年後には島が海に沈んでしまうかもしれないと言われているほど。その問題については、また改めてお伝えします。
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